2006年09月06日

短期契約問題

お久しぶりです。派遣生活.comのみるくです。

最近、メールでの個人的なご相談を希望される方が多く、ブログの更新が滞っておりました。

(可能であれば、同じような悩みを持っている日本中の派遣社員さんたちのためにもブログ・HPへの掲載のご協力をよろしくお願いいたします。)

久々に「HPに掲載OK」という相談者の方がいらっしゃいましたので、まずはブログでご紹介させていただきます。

メールを送ってくださったのは、派遣社員のlilyさんです。

「派遣会社に登録へ行き、お仕事の紹介をいただきました。「長期の仕事」とのことだったので、応募し、面接に行きました。

そのお仕事は、事前に派遣会社に「最低でも3ヶ月契約を希望」と伝え、派遣会社も了解してくれたのですが、実際の契約時には、「ずっと2ヶ月更新」と言われました。3ヶ月契約と思っていたのに2ヶ月と言われたので、確認したところ「3ヶ月契約なら、契約はなし」ということになりました。

以前、長期の仕事で2ヶ月契約を結び、納得のいかない理由で解雇され、「2ヶ月契約で保障は全くない」とのことだったので、もう同じことは繰り返したくありません。

昔から派遣で働いてきましたが、かつては長期といえば、はじめから6ヶ月契約でした。2ヶ月契約は、日雇い労働者と同等だそうです。つまり保障も何もない、ということです。それなのに、毎月契約更新に怯えながら勤務しなければならないのです。もちろん、いつクビを切られても文句も言えません。

派遣会社も、それが理不尽だと十分わかってはいるけれど、派遣先には逆らえない、という風潮のようです。

ご意見聞かせてください。」

そういえば、私も最初のお仕事は、1回目の更新は3ヶ月、その後は6ヶ月更新でした。

でも最近はよくて3ヶ月更新が多いような気がします。

でも契約更新は出来るだけ長いほうが安心ですよね。lilyさんは以前、2ヶ月契約で辛い経験をされたので、契約期間にこだわられるお気持ち、よく分かります。

今回の出来事についてですが、私の感想としては、派遣会社が派遣先企業にちゃんと「3ヶ月契約を希望している」ということを最初に伝えていなかったのではないかと思います。

派遣会社の体質かもしれませんし、担当者個人の問題なのかもしれません。

lilyさんのケースに限らず、派遣スタッフの希望をちゃんと派遣先企業に伝えていないというケースは多々あるようです。

lilyさんの言われる通り、派遣先に逆らえない、派遣先の言いなり、というのは多いと思います。

でも、日本中すべての派遣会社のコーディネーターさんがそうではありません。

派遣スタッフの希望をきちんと聞いてくれて、それをちゃんと派遣先に伝えてくれる派遣会社も少ないかもしれませんが、ちゃんとあります。

私自身の経験から、また他の派遣社員さん達の経験からもそう思います。

私もそのような派遣会社に会えるまでは、たくさんの派遣会社に登録し、いろんな経験をしましたが、最近は自分にとって良い派遣会社を見分けることができるようになってきたような気がします。

「長期のお仕事」なのに短期契約、という問題は、今後、法律が大幅に変わらない限りはなくならないと思いますが、派遣社員である私たちに今出来ることと言えば、「派遣スタッフの立場で考えてくれる派遣会社を探すこと」だと思います。

少し時間はかかるかもしれませんが、あきらめなければきっと見つかると思います。

また、lilyさんのように、より安定した雇用を求めておられるなら、正社員への道を考えるのも一つです。

正社員は採用のときに少しハードルが高いかもしれませんが、その分、派遣社員のように毎月更新の度に怯える必要はありません。

(参考:派遣社員から正社員へ

lilyさん、今回はいろいろと辛い経験をされたと思いますが、その経験を糧として、必ず自分の納得のいくお仕事を見つけてください!

確かに理不尽なことが多い世の中ですが、そんな状況を跳ね除ける勢いで、頑張ってください!

私も影ながら応援しています。
「こんないい仕事が見つかった!」という嬉しい報告が聞けるのを楽しみにしています。

派遣生活.comへはこちらから



posted by みるく at 13:27| Comment(6) | 契約期間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

26業務について

こんにちは。派遣生活.comのみるくです。

現在、ごん吉様、桜花様にお返事をお待ち頂いております。申し訳ございませんが、もうしばらくお待ちください。

さて、3/11に質問メールを下さったAstaire様への回答です。遅くなり申し訳ございません。

まずは、ご質問内容です。

「政令で定める26業務に関する質問です。現在、一部上場企業の品質保証部で派遣社員として勤務しております。生産部門の品質保証とは異なり、新製品開発段階でのソフトウェアやハードの品質評価などの品質保証業務です。設計部門と生産部門との間の業務と言ったところです。また、新製品の出荷承認業務もあり複合的要素があります。この場合、政令で定める26業務でいう何に相当するか判断に悩むところです。今年の7月半ばで派遣先の同一部門での勤務が3年となり労働派遣法上生じる事項に対しどう行動するのかの判断にもかかわってきます。政令で定める26業務に関して詳細な分類を教えていただけないでしょうか?」

26業務のおおまかな分類については、派遣生活.comの「26業務って何?」で書いていますが、それぞれの詳しい業務内容については、こちらのページにありましたので、ご参照ください。 →26業務の詳細

ただ、Astaireさんがこの26業務のうちどれに該当するのか?というのは、もうすでに派遣契約として決められています。一度、契約時に渡されている就業条件明示書をご覧下さい。26業務であれば、必ずその号数と業務内容が書かれていると思います。

もし記載されているのが26業務だったとしても、実際にその業務に直接関係ない仕事をさせられていることが多いのであれば、実際には26業務ではなく複合業務となり、派遣先に直接雇用申込み義務が発生する可能性があります。

そのようなときは一度、各地の労働相談センターなどに相談されるとよいかもしれません。

そして個人的には、Astaireさんのお仕事が26業務に当てはまるのかどうか考えたところ、「1号ソフトウェア開発」「17号研究開発」あたりが近いような気もしますが、少し違う気もします。Astaireさんのお仕事がそもそも本当に26業務に含まれるのか?という点をまず確認されてもいいかもしれませんね。

とりあえずは就業条件明示書で、契約上の業務内容をご確認ください!そして、また何かありましたら、いつでもメールしてくださいね。

派遣生活.comへはこちらから



posted by みるく at 11:52| Comment(0) | 契約期間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

「派遣会社が約束を守らないので辞めたい」

こんにちは。派遣生活.comのみるくです。

3/3、yokoさんから質問メールを頂きました。ありがとうございます。回答が遅くなり申し訳ございません。

早速、ご質問の内容を紹介したいと思いますが、3/6に頂いた追加メールも含めると記事が長くなると思いますので、両方合わせて要点をご紹介させていただきます。

<yokoさんの状況>
・派遣会社が約束を守らない…就業前は時給1500円と言われたので他社を断って引き受けたのに、契約してみると1400円だった。問い合わせたら「そんな風に言った覚えが無い、他のスタッフと間違えたのかも」。また1年経ったら時給100円アップと言っていたのに、実際は50円だった。こういうことが何度もあった。
・フォローがない。連絡はほとんどメール。契約更新時も電話のみ。
・派遣先には全く不満が無い。派遣会社は派遣先のグループ会社。

<yokoさんの質問>
1.次回は4〜6月の契約ですが、5月に辞めたいので1ヶ月契約にしてほしいと頼んだけれど、派遣会社には「無理」と言われました。
2.違う派遣会社で働き始めて健康保険が変わると、出産手当金を受給する資格はなくなってしまうのでしょうか。確か一年以上組合に加入という条件があったと思いますが…。
3.スムーズに契約打ち切りをするためのアドバイスをお願いします。

時給に関することで派遣会社が約束を守ってくれないと、こちらは期待していただけに落胆と腹立ちがあります。あまりにそのようなことが頻繁にあると、信頼できなくなってしまいます。yokoさんの場合、派遣先が良いだけに非常に残念です。

さて、1つ目のご質問についてですが、契約更新を1ヶ月にするか3ヶ月にするか、というのは派遣会社との話し合いになると思います。法律的にはどちらでも良いのですから、派遣会社・派遣先企業さえ良ければ5月に辞めることは可能だと思います。派遣会社に言ってダメなら、派遣先企業の責任者の人に聞いてみてもいいかもしれません。本来なら派遣会社を通す話ですが、お話を聞いていると派遣会社に良い対応を期待するのは難しそうですから、派遣先企業の人に「5月で辞めたいんですが、派遣会社には無理と言われたんですけど、やっぱり無理でしょうか…?」という感じで話してみるのはどうでしょうか。それで「え?!聞いてないよ。なんで辞めるの?」と聞かれたら、今までの派遣会社の対応を話してもいいかもしれません。「あんまりこんなこと言ってはいけないと思うのですが、実は…」と控えめに言うのが良いと思います。グループ会社ということですから、派遣先から派遣会社に言ってもらうことができるかもしれません。(ただ、派遣先の人とyokoさんの関係にもよると思いますので、派遣先に話すか話さないかはyokoさんが良い判断をなさってください。)

2つ目の質問です。出産手当金についてですが、次の派遣会社で健康保険に加入すると前の健康保険からの出産手当金はもらえませんが、新たに加入した方の健康保険組合からもらえます。yokoさんが言われる「1年以上加入という条件」というのは、出産を理由に仕事を辞めてしまう場合(その後健康保険に加入しない場合)のことだと思います。その場合、仕事を辞める前に健康保険に1年以上加入していた人は、辞めてから6ヶ月以内に出産すれば出産手当金がもらえます。

もし現在yokoさんが妊娠中で、新たに就業するということでしたら、出産手当金を受け取るためには、新しい派遣会社で健康保険に加入し、そのまま退職せずに出産休暇(産前産後休暇)に入れば大丈夫のようです。

3つ目の質問についてですが、6月まで就業しようという気持ちになっておられるようですので、yokoさんが1ヶ月我慢できるようでしたら、それが辞めやすいとは思います。でもあまりストレスが溜まってもいけませんので、1ヶ月でも早く辞めたいということなら、先ほども書きましたが、派遣先などに話してみて交渉してみる方法があると思います。

派遣で働くのが初めてだと、派遣会社の言われるままになってしまうのは仕方ないことだと思います。私も最初はそうでした。でも、いろんな派遣会社で働いてみると本当に働きやすい派遣会社を見つけることができると思います。

参考までに、株式会社オピニオンが最近実施した第6回派遣スタッフ満足度調査の結果ですが、

「今後もこの派遣会社で働きたい」
第1位 リクルートスタッフィング
第2位 テンプスタッフ
第3位 アデコ
「この派遣会社を友人に勧める」
第1位 テンプスタッフ
第2位 リクルートスタッフィング
第3位 パソナ

でした。

よかったら次回の仕事探しに参考になさってください。

また、分からないことがあれば、いつでもメールしてくださいね。

yokoさんが、満足のいく環境でお仕事ができるよう、心から願っています。

派遣生活.comへはこちらから



posted by みるく at 19:42| Comment(0) | 契約期間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月31日

一般事務(自由化業務)の派遣期間と雇用義務

こんばんは。派遣生活.comのみるくです。

12/27、以前メールをいただいたさやかさんから再びメールをいただきました。どうもありがとうございます。

(前回のレポートについてはこちらをご参照ください。)
一般事務(自由化業務)での雇用努力義務

今回のご質問についてご紹介いたします。(前回の続きです。)

「派遣先企業ではこれまで私を含めて3人の派遣社員がいたみたいなのですが、私以外の二人は4年間派遣社員として勤務していました。二人ともそれぞれ同一業務を4年間したのですが、これは違反にはならないのでしょうか。それから、先日質問させていただいた話でいくと、産休の正社員Cさんが仕事復帰した後も、産休の代替派遣要員BさんがCさんの仕事を引き続き行い、Cさんが派遣社員Aさんの仕事を行った場合、Cさんは『新たな労働者』ではないんですよね?」

まず、1つ目のご質問ですが、さやかさん以外のお二人が4年間派遣社員として働いていた、ということですが、現在の派遣法を当てはめると、契約業務内容が一般事務であれば、派遣期間は最長3年ですので、4年というのは派遣期間違反となります。

(しかも、昨年の派遣法改正前までは、派遣期間は1年だったようです。)

ただ、派遣期間違反であっても、派遣スタッフがその雇用状況に満足していて何も言わなければ、そのまま派遣が続いてしまう場合もあるようです。

個人的にも本人が満足していればそれで良いような気もしますが、違法は違法ですね。

それから派遣社員Aさんの代わりに、正社員の人が同業務を行うようになった場合ですが、それは「新しい労働者」とはならないようです。

なので、派遣期間中(最長3年)に、そのような状況になった場合、雇用努力義務は生じないようです。

もちろん、3年を超えて派遣されていた場合(派遣期間違反の場合)は、正社員の異動などに関係なく、雇用申込義務が発生します。

さやかさんが希望通り正社員になれるよう、私も影ながら応援しています(*^_^*)

またいつでもメールしてくださいね。

派遣生活.comへはこちらから



posted by みるく at 20:23| Comment(3) | 契約期間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月21日

「契約書がないまま勤務しています。」

本日、2回目のレポートです。質問メールをたくさんいただいております。なるべく早めにお返事を差し上げたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

12/18、たんたんさんから質問メールをいただきました。ありがとうございます。

「10月末より、現在の部署で仕事をさせていただいています。雇用契約は11月30日までという契約書を頂いたきりで、その後は何の音沙汰もなく、現在も仕事には行っています。そこは、派遣会社と働いている部署が同じフロアにあり、部署の責任者の方が、会社から書類をもらってきたら本人に渡して書いてもらうという形になっています。派遣として働くのは初めてなので、契約が切れていても責任者が仕事に来て下さいとおっしゃっていたので、今までは気にしていなかったのですが、友人から「契約が切れてるんだから12月仕事した分の給料がなくても文句は言えない」と指摘され不安になってきました。派遣会社と面接したことはなく、部署の責任者の方が面接を行い、契約書もその方から渡されました。こういった場合、やはり契約の確認を行なったほうがよいのでしょうか?すごく初歩的な質問だとは思いますが、よろしくお願いします。」というご質問でした。

私の憶測ですが、たんたんさんの派遣会社はたぶん派遣先企業の子会社または関連会社なのではと思います。

派遣先企業(親会社)で働く派遣社員に関しては、親会社のほうに任せきっている、という印象を受けます。

私の友人にも実際にそのような派遣会社で働いている人がいます。

親会社の責任者の方が「続けて来て」と言われているのでしたら、給与が支払われない、ということはないとは思いますが、やはり念のため、契約書はもらっておいたほうが良いと思います。

万が一、給与が支払われなくても「文句が言えない」ということはないと思います。実際に就業している事実がありますし、「続けて来て」と言われているわけですから、就業した日数の給与は請求できるはずです。

実際、私もすでに就業が始まってから契約書が送られてくることが多々あります。

派遣業界では、派遣スタッフが「お仕事引き受けます」と電話で言った時点で「契約成立」と考えるようですから、口頭での約束も契約書と同じくらい重要とみなされると思います。

でも、自分の契約内容を確認するためにも、「12月以降の契約書をいただくことはできますでしょうか?」とお願いしてみられてはいかがでしょうか。

それから次の契約がいつまでになるのかも聞いておいたほうがよいかもしれませんね。

また、不安なことなどあれば、いつでもメールorコメントしてくださいね。

派遣生活.comへはこちらから



posted by みるく at 13:21| Comment(2) | 契約期間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。